4日目(フィレンツェ〜シエナ〜フィレンツェ)

やっぱり朝型で7時起床。
朝食とって、すぐに出かけたけど、ウフィッツィ美術館にはすでに列が。
みんな日曜の朝はもっとゆっくりすればいいのに。
やむなく30分くらい待ちつつ、美術館へ。

美術館は日本の比じゃなくでかく、今までいかに少量で満足させられていたか気づく。
ただ、大きいとそれはそれで、いちいちちゃんと見てると時間かかるしめっちゃ疲れる。
待ち合わせ時間に半分くらいしか見終わってなかったから後半は快速でメジャーどころだけ鑑賞。

ベタだけど、ボッティチェリヴィーナスの誕生」に感動。
すごいさわやか。
10分くらい眺める。
その間、ツアーが2・3組来てガイドさんが説明していたので、なんとか盗み聞き。
あと、ティツィアーノウルビーノのヴィーナス」も良い、魅せられます。


自分が時間かけてしまったので、あっという間に午前中が終わり、その後いそいそと市外バス乗り場へ行き、1時間半かけてシエナへ。
ナス君の「郊外の静かな雰囲気は良いよ」の言葉で、今回はフィレンツェ郊外の、黄土色の町並みで有名なこの町へ行くことにしていたのです。
が、案外この町は地元観光地(日本で言う箱根・伊豆だろうか)らしく、日本人はいないものの、人がわんさかいた。
ただ、ひとたび展望台に上れば、人々の喧騒は届かず、聞こえてくるのは鳥の鳴き声と鐘の音。見えるのは美しい町並みとその向こうに見える鮮やかな緑。
中世都市国家の雰囲気を一番感じた瞬間かな。

フィレンツェ戻って、ピザとワインの夕食。
そろってお酒弱いし疲れてるしで、この旅行中はほとんど毎日、ワイン飲んで即寝、深夜に風呂入るという不思議な流れだったけど、この日はいろいろしゃべる。
大学入って以降もちょくちょく会ってきたけど、普段しゃべらないような話題にもなる。
意外な一面も見えたり。
こういう瞬間も、旅行はいいもんですな。